入社直後の嫌な予感を無視して、そのままズルズル今日まで働いていませんか?
「何となくこの会社は人間関係がおかしい」「業務にやりがいがない」と感じたら、それはパワハラや過労の入り口です。悪い事が起こる前に、退職代行を活用してでも辞めてみませんか。
ここでは、試用期間中or入社して6ヵ月以内に退職代行を使った人の体験談を集めています。
人間関係が原因で試用期間中に辞めた人の口コミ
退職代行を使う理由のトップは「会社の人間関係」です。一旦入社してみないと、社内でどんなコミュニケ―ションが取られているか、なかなか分からないものですよね。
ハラスメントを伴う激しいものがあって、退職代行を使った時の反応も様々です。
32歳女性・アパレルショップ店員(正社員)を辞めた人の体験談
憧れのブランドで働けることになって嬉しかったんですが、人間関係が本当にひどかったです。スタッフ同士で化粧や服装に対して遠回しにイヤミを言い合ってますし、序列も出来てました。
「新人だから気にすることはないよ」と先輩社員は言うんですが、このまま新人期間が終わると面倒なことに巻き込まれるなぁと思って。そうこうしているうちに、研修中なのに体調を崩してしまったんです。連絡して休んだんですが、次の日に先輩から凄くイヤミを言われました。まだ体調が完全回復したわけじゃなかったので、すごくこたえました…。
その日の夜には翌日出勤する気力が尽きてしまって、退職代行に頼むことにしたんです。自分で言えば、先輩にまた色々言われると思うので。もう連絡してほしくないことを伝言してもらうよう業者さんに頼んで、会社を辞めることに成功しました。
自分は関係なくても、社員同士険悪な雰囲気になっているのは嫌ですね。次の会社はみんな和気あいあいと仕事をしている感じだったので、良かったです。
28歳男性・リース業(正社員)を辞めた人の体験談
同期が10人以上いたので、しっかりコミュニケーションをとりながら不安なく仕事が出来ると思っていました。
けど、最初の数日で失敗してしまって、同期の輪に入れなかったんです。毎日ひとりで食事していて、分からないことがあれば隣の席の人じゃなくて上司に相談していました。「もっと皆と仲良くしたらどうだ?」って言われたんですが、やっぱり人には合う合わないがあるんで、無理ですよ。そう言う上司や先輩の方も、派閥が出来ていて人間関係が複雑そうでした。誰にどういう風に接したらいいのか?ってのが分からなくなっちゃったんですね。
仕事も大変でした。マニュアルはあるんですけど裁量に任せられる部分も大きくて、やっぱり周りの人とやり方を共有する必要があるんです。社内で孤立してしまっている僕から言わせれば、難しい状況でしたね。
退職代行料金には1週間前から依頼しました。そろそろ有休が付与される時期だったんですが、なんだかもう話し合いをしたくないので、早く辞めたかったです。
残念ながらあとで会社から電話がきて「やりがいに不満があるの?」と的外れなことを聞かれましたが。当時は自分に問題があるのかなと思って凄く悩んだんですが、再就職すると人間関係も業務も問題なくうまくいったので、辞めてよかったと思います。
仕事が合わないと感じて辞めた人の口コミ
人間関係や雇用条件が良くても、仕事そのものが合わないと感じるとストレス要因になります。「この仕事では自分の実力を発揮できない」と感じたものの、会社にうまく伝えることが出来ずに退職代行を使う人も多いようです。
33歳男性・通信系企業の派遣社員を辞めた人の口コミ
転職は初めてだったので、焦ってあの会社を選んだんだと思います。通信系のみ紹介してくれる派遣会社に行って、すぐに働ける会社に紹介予定派遣で案内してもらいました。
仕事内容がわりと新規営業よりだったので「これなら自分にも出来そうだけど人間関係は悪そうだな」と思っていたんですが、実際にはむしろ人間関係は良好だったように思います。上下関係があまりなくて、親しい人も沢山できました。ただ、仕事の内容がすごくつらかったです。試用期間中に目標の成績には達したんですが、このギリギリのラインを維持するのはしんどいなと思って。見込みが甘かったことは素直に反省しています。
会社を辞めることをどうやって言おうか悩んでいるうちに、本採用の時期が来ました。もうあまり時間がなくて、僕も言い方が思いつかなかったものですから、退職代行に頼むことにしました。派遣でも代行で辞めさせてもらえるんですね。助かりました。派遣先も派遣元もすんなり受け入れてくれたみたいで、よかったです。
まとめ:スピード退職でも経歴を傷つけない!早めに決断を
ここ10年で3年以内の退職者が増えています。会社に対して「ここで勤め続けてもいいのか?」という判断を下すスパンが短くなってきているのです。
有休消化や給料未払いに悩む必要のない新人期間中の退職について「結果的に良かった」という人もいます。その後の転職で何らかの障害があったことを報告する人もいません。
必要に応じて退職代行を使いながら、早め決断することが大事です。